医大生の地味でミーハーなブログ

海外ドラマや観劇を筆頭に趣味が多々あります。

ダンブラウンという天才 おすすめ作品

 こんばんは!ツルノです。今日は金曜日ですね!CBTの勉強もありますが、少しリラックスして好きな本の紹介をしていきたいと思います。

先日ダンブラウン著「オリジン」を読み終えました!夜寝る前に読んで5日間ほどかかりました。寝る前に読むので、案の定面白くてページをめくる手が止まらず寝不足💦の日が続きましたが、それでも良いと思えるくらいの傑作だったと思います。

それでは、オリジンの感想の前に私がダンブラウンを好きな理由、ダンブラウンを天才だと思う理由をお話しさせて下さい!

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 私の読み終えた本たち!ダヴィンチコードは実家だ。。。( ノД`)まだ、「ロストシンボル」と「パズル・パレス」が未読で急いで読まなければ!!

ダンブラウンを読み始めたきっかけ

本当に本当におかしな出会いなんです。バカにしないでくださいね笑

まず、「鉄板英雄伝説」という映画を観て映画版ダヴィンチコードに興味をもちました。初めて名前を聞いたという方も多いでしょう、「鉄板英雄伝説」とはこちらです!

 な、何だこれーーー!!まさか、豪華映画俳優陣の夢の共演!?いいえ、そうではありません全員本物ではないパロディ映画なのです。ガビーーーーン(;'∀') 一応アマゾンに記載されていたストーリー説明を載せますと

<ストーリー>
物語の主人公は4人の孤児、ルーシー、エドワード、スーザン、ピーター。4人は“エピックなアドベンチャー”と書かれた黄金のチケットを手に入れチョコレート工場を見学に行き、そこで工場長のウィリー・ウォ○カに捕まってしまう。ウォ○カの手から逃れるために魔女の洋服ダンスに転がり込んだ4人は、ナル○ア国に転送される。魔女の甘い言葉に騙され捕まってしまったエドワードをどうにかこうにか助け出したピーターたちは、ナル○ア国の平和を守るため、海賊船長のジャック・スワロウズや魔法を学ぶハリー・○ッター、その他の英雄(?)達とチームを組み、ナル○ア国の悪いアバズレ魔女を打ち負かすべく立ち上がる。

 お母さーーーーーーん!意味が分からないよーーう!

とにかく、大ヒット映画のパロディをくっつけた、エグめの描写、下ネタなんでもありのアメリカンムービーです。。。今でもビックリするのですが、この映画が劇場で公開されていたときに父親が私と姉を連れて観に行こうとしていたそうな!!ストーリーや口コミを調べた母親が必死に止めてくれたようです(;・∀・)ホッ

 

でも少し気になったので後からDVDを借りて見てみました。すると家族はあまりのキツさに、みなギブ!でも私は結構はまってしまいました///

その最初の場面でダヴィンチコードのパロディシーンがあったのです!そこで、私は本物のダヴィンチコードに興味を持ち映画を観てみることにしました!

パロディから興味を持つなんて失礼かもしれませんが、私はよくそのパターンの経験があります。その話は追々!それと、鉄板英雄伝説はリンクを張ってしまいましたが、おすすめはしません(苦笑)こういったパロディ映画が好きな人や怖いもの見たさの人だけ見て下さい!!ちなみに最終絶叫計画などを筆頭に同系統のシリーズもございます。

 

ダンブラウンという天才

私が本当にダンブラウンを天才だと思う理由はこちら

1.多方面への知識の豊富さ

シリーズを通しての主人公といえば、映画ではトムハンクス演じるラングドン教授ですよね !ラングドン教授は宗教象徴学の教授なのでもちろん宗教や象徴学についての知識はたくさん登場します。それに加え、ヨーロッパの街並みや建物、絵画や彫刻といった芸術、音楽、さらには科学やテクノロジーまで幅広い知識を基に書かれていることが分かります。そして最新作の「オリジン」ではAIと人類の未来まで想像力を働かせながら読む必要があります。すべて私が本を読まなければ出会うことのなかった、知ることのなかったことばかりで新鮮であるとともに、新たな気づきを嬉しく思う知識欲さえ刺激してくれます。

これは、もちろんダンブラウンの探求心による努力の賜物だと思われますが、彼の家庭環境にも少なからず影響を受けているようです。本のカバーに記載されている家族構成によると、ダンブラウン自身は英語教師から作家に転身、父は数学者、母は宗教音楽家、弟は作曲家、妻は美術史研究者であり画家 ・・・何なんでしょう、この華麗なる一族は!!!!でも、これで多方面への知識の豊富さも納得できる気がします。

 

2.すべて事実であると言い切る大胆さ

ダンブラウンの代表作ともいえる「ダヴィンチ・コード」社会現象ともいえる驚異的な売れ行きとなった名作ですが、同時にキリスト教徒によって大批判を受けたこともご存じでしょうか。理由はキリスト教の定説を真っ向から否定する内容であったからです。そして、本の1ページ目に書いてあるこの一文によってです。

事実 この小説に登場する芸術作品、建築物、場所、科学、宗教団体は、すべて現実のものである

 この一文がちょっとマズいことは私にだってわかります💦宗教に基づいて小説を書くならば、私だったら絶対に「この物語はフィクションです(叩かないで叩かないで)」と書くはずだからです。一部から確実に批判を受けるのは分かったうえで、この一文を書いて見せるダンブラウンが本当にすごいなと思います。しかもアメリカでですよ!!!事実、私はフィリピン人の方が講師をしてくれるスカイプ英会話をしているのですが自己紹介で何も考えず、ダンブラウンの作品が好きだ!というと、苦い表情をされたこともあります。

ともかく、事実と言い切る大胆さがダンブラウンの魅力だと思いますね!そして、もちろん出てくる芸術作品や場所は実在するもので、イメージできないときには検索すればすぐに写真を見ることができます!!私はいつもグーグルを開きながら読んでいます。想像するのももちろん楽しいですが、写真を見るのも良いですよ!

 

おススメ作品紹介

魅力をお伝えしたところで、ダンブラウンの作品を紹介していきたいと思います。

ダヴィンチコード

 言わずと知れた名作!名前は知っているけれど読んだことがないという方も多いのではないでしょうか。遅くないので是非!読んでみて下さい!今までなんとなく見ていた絵画の見方が変わるはずです。特に「最後の晩餐」に隠された秘密に関しては驚きでした!

天使と悪魔

 私が一番好きな作品!宗教と科学との組み合わせでストーリーが進んでいきます。この相反しているように思える二つですが、そうではないことが分かります。本当に面白い、バチカンの歴史や文化も体感できる私の一番のおすすめです!

インフェルノ

 ラングドン教授が記憶喪失に!?また、ラングドン教授の相棒としては現地で出会った美女が定番なのですが、いつもとは一味違った展開もあり引き込まれます。悪役として登場するキャラクターが捉え方によるといつも的を得た思想を持っていて、単なるサイコパスではないのも魅力だと思います。

オリジン

 帯には「AIと人類の未来を占う一気読みエンタメ!」との謳い文句が。その通りだと思います。テーマとしては天使と悪魔に似ていますが、こちらは宗教とテクノロジーという感じかな?進化するテクノロジーを前に宗教は、人類はどんな運命を辿るのか、人工知能のウィンストンの助けを借りながらなぞ解きをしていくというのも斬新でとっても面白い。人類みんなに読んでほしい!!誰目線か分かりませんがそんな気持ちになります。

 ダンブラウンが日本に来日した時の講演会の記事を見つけました。オリジンのテーマそのもので、本当に興味深いので少しでも興味を持っていただけたなら読んでみて下さい!!!やっぱりダンブラウンは天才だ!!!

www.huffingtonpost.jp

www.huffingtonpost.jp

 ダンブラウン作品の魅力つたわれ~(佐久間一行

それでは~!